2010年10月
事実は小説より奇なり
私が心理学を勉強しようと思ったきっかけは、「会話の深みが増して、会話がより楽しくなる」ことに気がついたからです。
例えば、ネイルのお客様が「神谷町にはランチを食べるところが少なくて困るわぁ~」と何気なく言ったとします。
普通の会話なら、「そうですよねぇ~、オフィス街だからランチのニーズはあるけど、神谷町のお洒落なOLさん達は、夜は六本木とか銀座でお食事会をしたりするから、神谷町でゆっくり豪華な夕食をとる人も少ないし、神谷町は土地が高くて、ランチだけでのレストラン経営は難しいから、必然的にレストランの数も少なくなってしまって、残念ですねぇ~」とかいう会話になってしまいがちなのですが、
私にとっての魔法の問いかけ言葉「~をもう少し詳しく聞かせてください。」を使い、「神谷町でランチを食べる所が少なくて困っているんですね?もう少し詳しく聞かせてください。」と質問します。
すると、「そうなのよぉ~、私の上司は頭が固くて、ランチの時間をずらして、少し遅め時間帯でランチを取りたいのに、ダメだって言うのよぉ~!」
つまり、彼女は、上司の固い頭に腹を立てているんですね。。。
なるほどぉ。。。私は彼女の事がちょっと理解できたし、彼女も本心をちょっと表現したことで、感情を少し整理して気分をスッキリさせ、私も共感したので、ちょっとした会話なのに、「そうなのよ、でねぇ~。。。。」と次の会話につながります。
ちょっとした問いかけ方、話し方を変えるだけで、相手の事をより深く理解できる会話に変えることができることに、私は大きな喜びを発見!しました。
「事実は小説より奇なり」です。
この言葉は、「実際に起こる出来事は、虚構の小説より奇妙で不思議である」という意味で、イギリスの詩人、バイロン(George Gordon Byron)の言葉ですが、ちょっとした会話の中に、多くの事実が含まれている、それを探すのが楽しいのです。推理小説より興味深いです。どんな情報が出てくるのかワクワクします。
要するに、知的好奇心を刺激をされ、ちょっとした会話から多くの心理的な情報を引き出すことで、「感情を言語化することにより人が癒される」ことが分かり、そのことに大きな可能性を見出したので、心理学を勉強しようと思うに至りました。
そして、何よりも嬉しいのは。。。ネイルを作りながら、お客様との会話の中で、
お客様の「感情の絡まった、ちょっとしたストレス状態」を会話で楽にしてあげれることに気がついたことと、実際にお客様から「素直な笑顔」を返していただけることがわかったからだと思います。
余談ですが、「ヒルガードの心理学」という本の英語版と日本語版を購入して読破しようと、結構お高い本ですが、買ってしまいました。。。この本を読み終わったら、大学院受験のための小論文の書き方を学ぶために予備校に行こうかなぁ~と思案中です。
人は「自分の事」を話すことで癒される
私のネイルサロンのお客様を大別すると。。。
① ネイルを綺麗にしたいお客様
② ネイルを綺麗にしながら世間話をしたいお客様
③ ネイルを綺麗にしながら「自分の話」を聞いて欲しいお客様
です。
① 番目のお客様の場合は、比較的黙々とネイルを作ります。
② 番目のお客様の場合は、最近行ったレストランやパーティーの話、映画や恋愛の話をします。
私はインターナショナルな雰囲気が好きなので1週間に1度は何らかのパーティーやお食事会に参加し、お洒落をして様々な分野で活躍されている方々とお話させていただき、とても楽しいです。
③ 番目のお客様の場合は、要注意です。そして私が今最もスキルアップを図りたい分野です。
どんな人でも様々な悩み、例えば仕事や恋愛や結婚や不倫や子供に関すること等、いろいろあります。
ネイルをしながら1時間お客様の手を握るって、スキンシップですよね。。。だから、安心して心の琴線も柔らかくなってきて、自然と何らかの話しが始まります。
③番目のお客様は「否定も肯定もしなくていいの。。。アドバイスもいらないの。。。両親やボーイフレンドや友人や会社の人じゃない第3者に、うんうんって話を聞いてもらいたい。そうすれば頭の混乱を整理できるかもしれない。。。」と。。。なんとなく伝わってきます。
でも、ちゃんと聞いてあげるには、トレーニングが必要なんです。簡単じゃないんです。。。
だから私は勉強を始めました。
今までに勉強した講座:
○上級心理カウンセラー
○心理カウンセラー
○産業心理カウンセラー
○メンタルヘルス・マネージメント
○うつ病アドバイザー
○カラ―セラピー
○アロマテラピー検定1級取得
そして、臨床心理士になるための大学院受験のための勉強を始めました。。。
カウンセリングxネイリストが実現すると、ネイルをしている時間にカウンセラーに話を聞いてもらえる。。。時間の有効利用で価値が2倍、美しいネイルになって、話すことによってメンタルバランスを整えられる。。。
海外ではカウンセラーに相談することは比較的敷居が低いのですが、日本ではまだ敷居が高く、私って病気なんじゃないかしら?と思うようになるまで放置してしまうことが多いです。ネイルサロンで、たまに心のメンテナンスができたらいいでしょ?
ネイルサロンなら気軽に入れるし、ネイリストになら気軽に相談できると思いませんか?
私のネイルサロンでは、女性が話をしながらメンタルなバランスも調整する場所に、段階的に進化させていきたいと思っています。
